助成事業 [元 調査・共同研究] 行事と募集(主催・共催)

【終了】比較沿岸環境工学に基づく今後の大阪湾研究に関する調査研究委員会講習会

本講習会は終了しました。ご参加いただきありがとうございました。


 巨大津波の襲来を目の当たりにして以来,沿岸域の防災力向上の重要性が改めて認識されました.2015年には瀬戸内海環境保全特別措置法の一部を改正する法律が施行され,「きれいな海の再生」から「豊かな海の創出」へと内湾環境の施策の志向が変わり,沿岸海域への流入負荷削減を主とする沿岸環境保全政策に一石が投じられました.連続的で緩やかに変化する内湾環境に対する施策と,超低頻度で突発的な超巨大災害への対応の両立が求められるようになり,内湾の総合管理は一層,困難になった感が否めません.
 海岸工学の歴史は,自然災害に対する対応とそれによって変化する環境への対応の歴史と言い換えてもよいかもしれません.土木学会関西支部「比較沿岸環境工学に基づく今後の大阪湾研究に関する調査研究委員会」は,国内の代表的な内湾を対象として海岸工学におけるこれまでの内湾環境研究の変遷を顧み,今後の内湾環境研究の道標の模索を試みました.このたび,その研究成果を取り纏めるに至りましたので,下記の要領で講習会を開催し,ご報告申し上げたいと思います.
 万障お繰り合わせの上,ご参加いただきますようお願い申し上げます.

主催

公益社団法人土木学会関西支部
比較沿岸環境工学に基づく今後の大阪湾研究に関する調査研究委員会

後援

土木学会海岸工学委員会沿岸域研究連携推進小委員会

日時

2019年8月29日(木) 13:30~16:30(13:00 受付開始)

場所

大阪市立大学 梅田サテライト 101教室
大阪市北区梅田1-2-2-600(大阪駅前第2ビル6階)

定員

70名

参加費

1,000円
当日会場にてお支払いをお願い致します

参加費の支払いに“賛助会員優待券”をご利用いただけます.詳細はこちらをご覧ください.

申込方法

申込フォームからお申し込みください。
事前申込は終了しました。なお、定員に余裕がありますので、会場で当日受付をいたします。申込をされていない方は直接会場にお越しください。
事前申し込みをされた方は、申込完了後に電子メールで届く「参加申込受付」が参加証となりますので、印刷して当日ご持参ください。

申込締切

2019年8月19日(月)
※定員に余裕がございますので、引き続きお申込を受け付けております。

  • 定員に達し次第,申込を締め切ります.
  • 定員に余裕がある場合は,締切後も引き続き申込を受け付けます.

資料

講習会では資料の配布は行いません.
資料は、申込完了時に届くメールに記載しているURLからダウンロードの上、ご持参ください.(講習会の1週間前に掲載の予定です)

その他

●収集しました個人情報については、本講習会参加の確認作業及び個人を特定しない形での参加状況分析以外には使用しません。
●この行事は 土木学会認定CPDプログラム(認定番号:JSCE19-0838,CPD単位:2.8)です。

問合先

土木学会関西支部「比較沿岸講習会」係
〒541-0055 大阪市中央区船場中央2-1-4-409
 Tel:06-6271-6686
 Fax:06-6271-6485

プログラム(敬称略)

【司会:遠藤 徹(大阪市立大学)】
13:30
~13:40
開会の挨拶および活動趣旨の説明
重松孝昌(大阪市立大学)
13:40
~14:00
東京湾の環境の変遷
相馬明郎(大阪市立大学)
14:00
~14:20
伊勢湾・三河湾の環境の変遷
川崎浩司(ハイドロ総合技術研究所)
14:20
~14:40
瀬戸内海の環境の変遷
中下慎也(広島大学)
14:40
~15:00
有明海の環境の変遷
重松孝昌(大阪市立大学)
15:00
~15:20
大阪湾の環境の変遷
入江政安(大阪大学)
15:20
~15:40
砂浜海浜の環境の変遷
山本吉道(東海大学)
15:40
~15:50
<休憩>
15:50
~16:25
総合討論-内湾の環境に関する今後の研究の動向について-
16:25
~16:30
閉会の挨拶
日向博文(愛媛大学)
  • 都合により講師や順序などに変更の生じる場合がございますので,予めご了承ください.
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